敏感気質な人(HSP)の海外旅行/楽しめる自分作り
パプアニューギニアでの一コマ
本題にはいる前に、
敏感気質な人、HSP(highly sensitive person)とは
5人に1人はいると言われている敏感な人。
特徴として、
・五感への刺激に敏感→物音、光、匂いに敏感
・心の境界線が薄い→共感する力が強かったり、人の気持ちがわかる。怒っている人がいると、自分が怒られていなくても怒られているように感じるなど。
・疲れやすい→敏感な気質から周りのさまざまなことを無意識のうちに引き受けてエネルギーを消耗しやすい。
・自己肯定感が弱い→優しい性格ゆえ、相手を責めるより自分に非があるとおもいがち。自己否定の側面も持つ。
一言でいえば、感度の高い人です!
僕もその一人です。敏感という言葉にみなさんはどんな印象を受けるでしょうか。人に対して深い理解や、五感の鋭さは良いなと思う方が多いかもしれません。それいいよね〜と言い切れない自分が居ます。
というのも、5年程前までは東京に旅行に行く(沖縄の人です)と、その場の空気と人の想いに巻き込まれ、友人の家から起き上がれなくなったり、頑張って起きて酸素カプセルに入りに行っても全然変わらない!(絶望w)とクタクタになって帰ったり。
自分の内面の整え方を知らなかったというのと、敏感な気質をどうしていいのかわからなかったり、そもそも自分が敏感だとはつゆ知らず。笑
あれから、あーだこーだ色々ありまして、自分を理解し、生きるのが上手になってきました。
(あーだこーだのところは過去記事をどうぞ⭐️)
かといって、敏感な気質は変わりません。むしろ、より強くなりました。数ヶ月前、東京に行ったときは、街中ですれ違う人に目を向けるとその人の体の痛いであろう部分が同じように疼いたり、喉の痛みを感じた人には、言いたいこと言えてないんだな〜。ご苦労様です。と心の中で声をかけたり。これから行く場所の空気感を感じたり。色々です。ようは直観が鋭くなってきました。だけど、ぶったおれ続けることがなくなりました。ぶっ倒れたとしても起き上がる術を身につけてきました。強くなったなったぞ〜と叫びたいくらいです。
また僕自身、再度海外渡航を計画しているので自分の為に、という意味も込めて。
これから『敏感な気質のあなたが海外旅行を楽しめる自分作り』という内容をまとめていきます。(やっと本筋に帰ってこれた)
せっかくの海外旅行、思いっきり楽しみたいですよね。
HSPな僕が初めての海外旅行で行った、パプアニューギニアとニュージーランド40日間の旅、たった一回ですがその経験と照らし合わせてまとめていきます。
敏感な気質のあなたが海外旅行を楽しめる自分作り
旅行を楽しむなら、自分が楽しめる状態であることが大切だと思われます。楽しめる自分で在るために、何を意識したか、何をしたか、をまとめます。
まず、はじめに大事なことを。
ぶったおれたとしても自分を責めないこと。自分で決めた予定や、一緒に動く人達との予定に縛られず、柔軟に緩やかに変化していくこと。
予定は変わっていい、なんならぶっ倒れてもいい
(無意識に)色々と感じやすい = 理解が深く大きい器
そんな自分をダメだと思わない。色々と理解できる自分いいね〜。くらい軽やかに受け入れましょう。人間として進化というより深化していくと、それだけ引き受けるものも大きくなっていきます。それが責任でもあります。引き受けないという選択(自由意志)もありますが、まずその状態の自分を大切に。誰もが深化の途中です。
理解できる自分を受け入れてみる
なんか自己啓発みたいになってきたぁ〜! ま、それもいいでしょう。
羽ばたきたい人の羽毛になれば良いかと。
人一倍、感じやすいのならある意味それだけ入ってくる情報量が多いということです。ここでの情報とは、自分の感情はもちろんとして、出会う人々の感情、行った場所に残されている想い、人間以外の生物・無生物の想い。
(う〜ん、書いていい内容なのか迷ってきた。)
自我(顕在意識)が認識しているかは別として、無意識の自分に見合ったものを自動的に受け取ることになります。だって理解できるから。理解が深く大きければそれだけ多い情報が入ってくるという構造。
そうすると、それだけの情報を処理する必要が出てくる。(処理=理解)
いっぱいで理解できていない状態というのが「ぶっ倒れる」という意味です。キツすぎて起き上がれない〜!といった状態。
自分以外のことは、とりあえずおいてw
自分の心の整理整頓をしましょう!♪
その日の感情の日記を書く
どこに行った、誰に会ったというのも良いですが、自分がどう感じたか。感情の動きを書きましょう。書く=出す。その瞬間にはわからなかった自分の内面を書くことで理解します。出した言葉を見て、理解する。これが身体を元気にすることにつながります。
ピュアさと腹黒さを兼ね備えた僕は、暇を見つけては日記をつけていましたw
この日記を書くことで新しい自分を発見する。それが新しい環境へ行く海外旅行での財産だと思ったりします。自分との出会い。またこれは日常でも出来ることですね。
そして、なれてくると自分の感情の動きに目を向ける習慣がつき、その時々で自分を理解できるようになってくると思われます。
日記に書くだけでは全てを理解しきれていないかもしれません。身体を整えることで自分自身を整えます。自分と自分以外への理解。
朝起きてand寝る前にゆっくりと全身をストレッチandマッサージ
足の指先から頭のテッペンまで、まんべんなくマッサージ、そしてストレッチしましょう。そして、深い複式呼吸で行いましょう。触って痛いと感じる部分には滞りがあります。理解されていないことがあります。痛いと思うところほど手を加えてあげましょう。行っている最中に、咳やあくび、くしゃみが出ることがあるはずです。大いにしましょう。それ自体、身体から出そうとするオートマチックな身体の行為です。
パプアニューギニアでは宿のベットの上で寝袋に入って寝ていました。匂いがキツ過ぎてw
朝起きて身体がバキバキになっていることが多く、ゆっくり時間をかけて全身ストレッチ、マッサージしていました。1~2時間ですね。バキバキだった身体もその後はすっごく軽く元気いっぱい!でした。30分くらい瞑想(呼吸に集中)もセットに行っていました。
身体を整えるという意味で、大切なこと。
食べ慣れた味噌を持っていく
日本の文化には声も出ません。最近、料理にはまり始めました。
旅行の最中、1週間ほど下痢が止まりませんでした。水はちゃんと買った水を飲んでいたのですが、水にも適応できなかったみたいで。旅行に出るに際して、仲間が味噌は持っていくと良いと教えてくれたのですが、この味噌に助けられました。詳しく勉強はしていませんが、発酵食材が腸に及ぼす影響は絶大です。日本人に合った食材でもあるし、第一、食べ慣れている。
味噌をお湯に溶かして飲んでから、一発で下痢は止まりました。
それとは別な面からのアプローチ。違う土地の個性の違う水。それを身体に入れる時には、身体に「この水はここに滞在する間は飲むから、最初はビックリするかもしれないけどよろしくね。」と身体への声かけも効果的です。実体験として、おすすめします。
最後に
思いっきり楽しむ!
これが一番かもしれないです。笑うことの効用は計り知れないです。笑う自体がある意味、浄化です。感覚的には、先に述べた「理解」を一気にしている状態。いろんなことひっっくるめて楽しみましょう⭐️
以上、ポイントだけまとめると
・予定は変わっていい、なんならぶっ倒れてもいい
・理解できる自分を受け入れてみる
・その日の感情の日記を書く
・朝起きてand寝る前にゆっくりと全身をストレッチandマッサージ
・食べ慣れた味噌を持っていく
・思いっきり楽しむ!
でした!
書いていたら、行きたい欲が強くなってきました。
敏感でも鈍感でも、どこかのだれかの羽毛になれますように。
きよひと