愛し方の共通項
やっぱり海はいいなぁ〜
最高だなぁ〜の応酬
少し前に、僕のブログを読んで友人が会いに来てくれた。週末の休みを利用して飛行機で会いに来てくれたことに感動した。ブログを書いてそんなことが起こるとは想像していなかった。数年振りに会えた喜びを分かち合って、お互いに近況報告をする。社会人として色々あるようだが、そんな中でも休日には街中を一人、ゴミ拾いして歩くようだ。彼自身の為にしている行動に、
最高だなぁ〜と言うと、
「いやいや、たまにしかできてないんだよ。」と申し訳なさそうに答えた。
照れと謙遜。そして、罪悪感。
彼の理想まで届いていないかもしれないが、行動を起こした事実、街からゴミが減った事実にはかわりない。罪悪感を抱いていることがなんだか不憫で、おせっかいにも言い直そうよ、と提案した。
「最高だなぁ〜!』
「おんおん」と照れながらニヤニヤ頷く友人。笑
大きな空のコップに、ちょん。ちょん。と水を注ぐ。
コップが水で満たされていないのを嘆くのか。
注げている自分を感じて喜ぶのか。
前者には、比較があり、
後者には、主体性と自分を感じるという意識がある。
友人から気づかせてもらった。対面する人は総じて、学びと気づきを与えてくれるメッセンジャーだと思う。
やめたい!やめたい!星人
久しぶりに友人と電話をした。今季から沖縄を出でウエディング業界に就いた彼。病みそう、やめたい、という彼の話を聞いて笑った。最後にはお互い笑った。
仔細省くが、深刻そうに丁寧に愚痴をこぼす彼の言葉の奥にあったのは「ほめてくれない〜。」という想い。ほめてくれなくてスネていたのだ。なんだか、拍子抜けて笑ってしまった。釣られて彼も笑う。僕も同じところがある。元をたどれば親に褒められたいのだ。自立していない幼さを彼と、自分の中に見つけ、二人で爆笑していた。
感じたことを伝えると、素直に「だぁるやっさ。(そうだなぁ。)」と受け入れてくれた。友人達は素直だ。
彼が参加して創ったウエディングに参列した少年が、感嘆の声をあげていたようだ。それを観てやりがいを感じたと言う。そんな仕事をしている自分をどう想うか?と問いかけると、
「??????。考えたことないやっさ。」という彼。
ベクトルを自分に向けることを忘れていたのだと思う。
主体が自分に無いと、周りに振り回される。環境や相手によって感情のジェットコースターに乗る。
自分を感じることが、外へ向きがちな意識を自分へとたぐり寄せるステップだと最近は感じている。
ゴミ拾い星人と、やめたい!やめたい!星人に気づかせて貰えた。自分にもハッキリと彼らと同じような所があるので、彼らを通して、我が振りなおす日々です。大切な友人達。
新しい実験を始めています
僕にはどうしても、手放せなかったものがある。
「砂糖」だ。
周りに言われても砂糖の体に与える影響を知っても切れなかった縁を今は切っている。
甘いものを手放せなかった自分の奥には甘えたいという想いがあった。甘えることを許していなかった自分は砂糖をとることで埋め合わせていた。それがいつしか、砂糖中毒になっていた。
何者でもない自分を受け入れて欲しい。愛して欲しい。という無意識の想いは、自分を病気にしてまで愛する人を試すところまで発展した。
命を駆け引きに使わないと決めたので、まっすぐ、砂糖という代用ではなく「甘えたい想い」から向き合ってみようと考えた。
そして、僕1人の"甘えたい想い"を、僕以外の人も関わる"愛し合う"に変換してみた。
自分一人で向き合うのではなく、今回は周りを巻き込みたいと思った。子の僕が抱いている感情は、もしかすると両親にも在るかもしれない。
愛し方は人それぞれだと思う。その共通項はどこだろうか。
全てをひっくるめちゃうような愛。
あった。
ハグだ。
両親と1日1分間ハグをする。
というアイディアが浮かんでから数週間。その実験は静かに5日目を迎えています。
恥ずかしさと恐れの向こうで何を感じ、何が起こるのかを観たくて、思い切って両親に伝えてみた。
母はすんなり「あら、簡単な実験ね。」と受け入れた。母とは以前、産んでくれて有難うございます。と感謝を伝えたりしていた実績があった。
父の方は、
頷く。。。以上。笑
スマホでストップウォッチを開き、父から向かう。
椅子に腰掛けた彼は、立ち上がらない。
好きな女の子としかしたことのない、
座ったままハグをする。
を父とした。
今まで父とハグしたのは、数える程度だと思う。そして、そんなに長く抱き合ったことは記憶にない。20代を迎えてすぐ入った遅めの反抗期、数年間はまともに父と口をきかなかった。そんな父と1分間ハグをする。しかも、座って。笑
「大きな赤ちゃんよ〜ッ!」と変な声で照れ隠す父。
ひたすらストップウォッチを見つめる僕。
互いの背中をパン!パン!叩き合う。
母は横で爆笑していた。
照れもしない母とのハグ。母、強し。
話をしながらトントン背中を叩き合う。
ハグを終え、先に眠る。よし。できたぞ俺。よくやった。と一人小さなガッツポーズ。
でも、なんだかその日は寝付けなかった。寝付けなさすぎると甘いものが欲しくなる自分。パンにイチゴジャムを塗って深夜に食べる。
あれ?おれ、これ甘いものやめるって始めなかったっけ???
よし、明日からだな。
と、ありがちなヤツを一度した上で、翌日からしっかり砂糖は抜いております。笑
深夜に起きてパンを食べようとすると、母がなぜかハンカチにアイロンをあてていた。しかも沢山。
ハグの刺激が強すぎた人がもう一人居ました。笑
翌朝、驚いたことが起きた。
朝の父の眼がエネルギーに満ちて、何かしたいな〜とキョロキョロしていた。
今まで、全く関わろうとしなかった掃除。自らものを動かした。お〜〜〜!と内心感動して喜ぶ。掃除の許可がおり始めた。
それから、ペルーの笛を買って吹き始めた父。
僕はサックスを買ってドレミファソラシドを吹いて飽きてやめたが父はどうだろうか。
今のところ続いているようです。
母も今までに増して、本腰を入れて掃除をし始めた。
こんなこと起こるのか。と僕が一番、驚いていた。
僕はというと、砂糖を急激に求めなくなった。そして落ち着きが増してきたと感じている。それにより、見えてくることが多くなるんだと実感。
ハグって偉大だ。
親って偉大だ。
甘え合う依存ではなく、互いの命をたたえあい、尊重し合うものとしてハグをさせてもらっている今があります。
暫く続けていきます。
こんな実験してます、の報告でした。
これを始める前の血糖値の実験
今日がはじまり🙌✨🌈
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きよひと