LIFE実験記

日々の試行錯誤、トライ&エラーを通して成長中

希望という虹をかける

f:id:krainbow:20180720232624j:image

友人のキャンプウエディングで風船🎈を飾る。楽しい😭✨🙌🌻

 

 

台風とお家とお父さん

台風がくるたびに父は大変だ〜。大変だ〜。となる。木造の家を心配する父。もはや恒例行事。大変だ〜、と言い続ける父に解決するアイディアを幾つか提案する。それは心に届かないようで、大変だ〜と言い続ける父。

ふとした、時に父が言う。

「台風は親父を思い出させるんだよな〜。」

きた!!!と思った僕。

驚いてそこを掘り下げなかったのだけれど、そこで繋がった。

父のおやじ、僕のおじいちゃんは酒が入ると人が変わり子供に包丁を向けていたようだ。そして、他に家庭を持ち、家には居ない存在だったとのこと。僕の記憶がある頃にはすでに戻って来ていて、寡黙なおじいちゃんのイメージしかない。そんな彼も他界した。

父の母、僕のおばあちゃんは病院で生活している。疲れていても、足を向かわせる父は、記憶がおぼつかなくなったおばあちゃんとじゃんけんをして遊んでいる。僕ら兄弟の名前を忘れないよう帰るまでに何度も繰り返しおばあちゃんに聞いてくれている。

 

自然の営みである台風。

人間の気持ちとは関係なく、猛烈な雨と風でなぎ倒したり、吹っ飛ばしたりするその存在は、父にとってはおじいちゃんそのものだった。

木造の家、台風に揺れ、あまりに強いと屋根が飛ぶのではないかと心配するその存在は、父にとっておばあちゃんそのものだった。

彼の記憶とシンクロするのだ。

おじいちゃんが台風のように来て、おばあちゃんの気持ちがかき乱されるのを必死で支えようとしていたのだ。

記憶がおぼろげになっていく現在のおばあちゃんに対して、大変だ〜しっかりしてくれ!となっていたのだ。父にとっておばあちゃんの代わりは居ない。だから、代わりとなる家はないのだ。

 

そこまで来て、父が理解できた。だから、代わりを提案するのではなく、そうなんだね。と聴くようになった。(最初からそう出来たらベスト。笑)

 

大変だ〜大変だ〜と、実家を大工並みの技術で補強していた父。

今朝は、痔になって大変だ〜と言っていた。

試しにと、本「自分を愛して」(リズ・ブルボー著)の肛門のトラブルの項目を横で読み上げた。

 

肛門のトラブルがある人は、、(中略)、、あなたは、怒りやフラストレーションが原因で生きる意欲を失っていますッ!と、僕。

「あい、当たってる!」と驚き納得する父。

当たってるんか〜〜〜い!笑

 

続けて読む、「大切なのは、過去にしがみつくのをやめて、何かを終わらせて、次の段階に向かうことです。ただし、苦しみながらするのではなく、愛、喜び、調和とともにそうしましょう!、、(以下略)、、おわりッ!」

 

「えッ???これ飲んだら治るとかじゃないわけ????」と父。

 

違うさ〜、なんで痔になっているか知るのが大事でしょう、と僕。

 

その後、仕事をしていると、ニコニコ父が歩き回っていた。どうしたの?と、聞くと「もうすぐ、苦しいのが終わる〜♪」と父。あの口調には確かに、音符が付いていた。

父よ、あなたはどこまで素直なのですか。笑

気づいてからの、切り替えの早さに驚いて釣られて僕も笑う。幸せな時間であります。

 

https://www.instagram.com/p/BekjDFRFsJ_/

外にでたら、すぐそこで春の訪れ。#沖縄#Okinawa#cherryblossom #やんばる #桜

 

ブログを母が読む

両親にこのブログを見せた。食い入るように読んだ母。翌日から、掃除への気合いの入り方が半端ない。鼻息ふがふが。笑

ありがとうございます。バランスも大事だから、ゆっくりでいいからね〜、と声かけするくらい。綺麗になる気持ち良さを共に感じている今。実家に入ってそろそろ3週間が経とうとしている。

来た当初、恐れから両親にこうして!ああして!と押し付けていたことを理解した。愛する人により良く生きて欲しい。という想いはきっと誰にでもあるはずだ。

恐れを通して、手渡したその希望は押し付けとなり、コントロールとなった。今の彼らをダメだ!と裁くことになっていた。何より、僕がこのままじゃあ、やばい!と恐れていたのだ。

父がおばあちゃんにしっかりしてくれ!と無意識に思っていたのと同じように。

 

今の彼らをそのまま愛する。

 

気持ちは伝え合い、耳を傾け合う。

 

そうすれば、わざわざ病気になる必要もないのだ。

僕の場合、言わないことで家庭のバランスを取ろうとしていた。意見は言わないから、病気になることで意見を伝えたのだ。命を使って駆け引きしたのだ。

だからこそ、伝え合う。のを大切にしたいのかもしれない。

 

写真展では母方のおじいちゃんを撮った。今度は、父方を理解していくタイミングが来ている。

出来事は違うから気づかないことが多いかもしれないが、驚くほど父、母の癖を受け継いでいる。そして、父と母はその両親の癖を受け継いでいる。遺伝だ。

両親を理解することは、自分を深く理解することに繋がる。

 

理解して、「じゃあ、自分にどうさせたいの?」と問うことが、

魔法のように過去を希望の今、未来へと繋げる虹をかける。

 

いつだって あなたの中に虹はかかる。

 

f:id:krainbow:20180720233403j:image

虹の写真は無かった。笑

下を向いていないで 空を見上げよう✨

 

 

愛を止めてちゃ もったいない

それぞれがそれぞれの愛し方で お互いを愛している

相手の愛し方が 求めているのと違う と嘆くのではなく

その奥にある愛を観ていたい

愛を受け入れる器を持っていよう

受け取った愛を流れるように

手渡そう

 

 

 

 

今日が始まり🌈🌈🌈🌈😁🌈