雨に踊らされて/分かち合う喜びを知る
雨のビニールテント暮らし
前回の記事で、ビニールハウスの家での生活が幸せだ。なんて言ってたら、集中豪雨が来た。そして雨漏りしまくった。
まだ昼だったのでビニールハウスにビニールを重ねて補修したのだけど、それでも雨漏る。
ビニールハウスライフ今は幸せだと言った自分が揺らぐ。
前回の記事
仕方ないから、他のウチに移動しようということで、プラスチックダンボールで出来た同じサイズのお家に引っ越す。
ちなみにそのハウスの製作費用は1万6千円ほどで手作り。一応、新築だ。
ビニールハウスは3万で市販品。
プラスチックダンボールの家は、手作りの味というのだろうか、通気性を重視して隙間が空いていたりする。そこから、雨漏りしていた。
引っ越し先も、結局、雨漏っていた。
笑うしかない。
雨水を浴びながら寝た経験はまだない。
笑えない。
そんな中、同世代の仲間たちと雨漏り対策の作戦を練る。みんな雨漏り対策にはエキスパートだ。
何故なら、僕より雨漏り歴が長い。先輩だ。
それぞれ色んなタイプの雨漏り事情を抱えているのだ。
引っ越し先で、雨漏りの現実を見てアワアワする僕に対し、懐中電灯で照らしながら当たり前のように親身になってアドバイスをくれる。仲間と話し合っている間、なんだか楽しく嬉しくなってニヤニヤが止まらなくなる。
「生きてる感じがするなぁ〜。」ニヤニヤ
何でもない雨☔️をここまで満喫出来るなんて逆に面白いと思ってしまった。豊かだなぁ〜と思った。それと同時に正直、雨降るたんびにこれやるのかよ!嘘だろッ!とも思った。たまにのスパイスとしてはたまらなく嬉しい。
雨漏り対策はハウスの内側に上等のビニールをガムテープで貼る。という案を採用し、ベット下の床は浸水したが寝ながら頭と足が濡れることは避けられた。僕の体はドライを保てた。
雨に踊らされ、喜び溢れ自ら踊る。
自分の想いを裁かず伝える/人との関係性
僕にとって毎日本気で向き合ってくれる仲間と共有する時間と空間はかけがえのないものとなっている。今までの関係性にない新しい関わりを身をもって体験している。どんなに時間をかけてでも、丁寧にお互いの話に耳を傾ける。何を感じ、何を思っているのかを伝え合う。朝食後には一人々々の話しで気がつけば数時間経ってお昼近くなっていることがあったり。一人の時は日記に書き、誰かと一緒のときは共有して流す。
何を思っているか自分をジャッジせずに伝え合う。ただ在る感情を出し、「そうだね〜。」と受け取る。涙と笑いがいつもそこには在る。
対話の大切さをみんな理解している。話すことで自分が整理され、体の状態、仕事の進み具合まで影響する。
自分だけにとどまらない。人は繋がっているから誰かの体調不良は、仲間が受け取ることになる。仲間が倒れる。
だから、自分の内面・体調を整えることはともに生きる仲間への礼儀。
なにより自分の命への礼儀だと今はおもう。
その上で思い切り命を輝かせて生きよう。
写真はパプアニューギニアで少年たちがかなりの高さから飛び込んでいるところ。
何でも経験、チャレンジだ。